介護福祉資格取得の第一歩。一覧から種類を選んで資料請求
2014年現在、日本は1番の長寿国であるといわれています。平均寿命が長いということはお年寄りが多いということですので、日本は今かなりの高齢化社会であると言われています。高齢化社会は今後さらに進むといわれていますので、社会において介護の需要はどんどん増してきています。
ご存知の方も多いと思いますが、介護の重要性は今後どんどん増していくと思いますので、介護・福祉関連の仕事の就きたいと考えている方や介護・福祉関係の資格を取りたいと考えている方も多いと思います。
確かにこれからの時代、介護・福祉関連の資格を持っていると就職などにも有利になりますし、生きていく上で強みになりますよね。ですが、一言で介護と言ってもどのようなことをするのか?どのような資格が必要なのか?・・・・考えてみると意外と分からなかったりしませんか?
介護・福祉の仕事をしたいと考えていたり資格を取得したいと考えているのであれば、まずそのことを知っておく必要がありますので、介護の資格とはどのようなものかという具体的なことをいくつか紹介したいと思います。介護・福祉の資格取得を考えている方は参考にして、適正を考えて資格の取得を目指してください。とは言っても介護・福祉の資格もいろいろな種類がありすべて紹介していると大変ですので、中でも有名で王道な資格を紹介したいと思います。
介護の資格や福祉の資格を比較しましょう。
はっきりと自分の取得したい資格について定まっていない人は
まず資格について比較することが大事です。
自分の興味ある資格を資料請求しよう。
入力作業は一分で終了します。
下記リンクから興味のある資格名をクリックすると資格情報サイトへ飛びます(シカトル)
医師事務作業補助者![]() |
介護予防運動指導員![]() |
チャイルドマインダー![]() |
介護事務![]() |
リフレクソロジー![]() |
メンタルケア・トレーニング![]() |
ホームヘルパー2級![]() |
メンタルヘルス・マネジメント![]() |
介護職員基礎研修![]() |
調剤事務![]() |
マクロビオティック![]() |
心理カウンセラー![]() |
介護職員実務者研修![]() |
介護福祉士![]() ![]() ![]() |
介護福祉士 |
歯科助手![]() ![]() ![]() |
保育士 | 医療事務 |
介護職員初任者研修![]() |
福祉住環境コーディネーター | ケアマネージャー |
人気資格ランキング(シカトル調べ)
詳細は資料をもとに確認しましょう。
ひとつではなく、気になる講座、資格は一度に請求するのがコツです。
シカトルの人気ランキングなのですが、
介護職員初任者研修が1位だそうです。
一番最初に目指す介護資格の鉄板なので、
まずは介護職員初任者研修を目指すことで間違いないでしょう。
1位 介護職員初任者研修
介護のお仕事を始めたいという方々におススメの資格
費用・期間
【かかる費用】
ヘルパーに準ずる
【かかる期間】
ヘルパーに準ずる
・福祉施設(老人保健施設や養護老人ホーム等の介護スタッフ)
・病院・医院:医療機関の院内ヘルパーとして、在宅介護事業所、登録ヘルパー 、ボランティア団体など、ヘルパーに準ずる
詳細&資料請求→ 介護職員初任者研修
2位 医療事務
結婚・出産後の女性にも人気の資格
【かかる費用】
4~9万円
【かかる期間】
3~6ヵ月
全国の病院・医院などの医療機関
詳細&資料請求→医療事務
3位 実務者研修
平成27年度の介護福祉士国家試験の受験から、実務経験3年に加え、6ヶ月の実務者研修の受講が必要
【かかる費用】
4~15万円
【かかる期間】
6ヶ月
・訪問介護事業所
・特別養護老人ホーム、施設
・デイサービスセンターなど
詳細&資料請求→介護職員実務者研修
4位 心理カウンセラー
心理学的な知識や技能を用いて、個々に合った適切なカウンセリングで、解決の手助けをする専門家
【かかる費用】
5~40万円
【かかる期間】
3~6ヵ月
・病院、クリニック
・教育機関、企業のカウンセリングルーム
・自治体の施設(児童相談所など)
詳細&資料請求→心理カウンセラー
5位 メンタルケア・トレーニング
日本でもこれから注目されると考えられており、人気ランキング上位の資格
【かかる費用】
4~7万円
【かかる期間】
4ヵ月~
医療機関、教育の現場など
詳細&資料請求→メンタルケア・トレーニング
6位 福祉用具専門相談員
福祉用具に関するプロとして高齢者1人ひとりに合った生活を支えるアドバイザー
【かかる費用】
3~5万円
【かかる期間】
5日程度
福祉腰部販売・レンタル店、福祉用具貸与事業所 など
詳細&資料請求→
7位 介護福祉士
介護福祉士を目指すなら今年がチャンス!国をあげて注目が増しており、介護業界で重宝される資格です。
【かかる費用】
3~10万円(介護技術講習、受験対策講座)
【かかる期間】
3年以上
・訪問介護事業所
・特別養護老人ホーム、施設
・デイサービスセンターなど
詳細&資料請求→介護福祉士
8位 食育・食学・マクロビ
農林水産省が推進する注目事業で、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることを目的とした勉強をします。
【かかる費用】
2~25万円
【かかる期間】
1~12ヵ月
・病院、福祉施設、保健所
・保育園、幼稚園
・食品会社、スーパー、デパート など
詳細&資料請求→マクロビオティック
9位 ケアマネジャー
ケアマネジャーは介護のキャリアアップ資格です。ケアマネジャーになれば比較的高収入も期待でき、非常にやりがいの大きい仕事す。
【かかる費用】
2~30万円
【かかる期間】
3~6ヵ月
・保健福祉センター
・訪問看護ステーション
・特別養護老人ホーム
・ホームヘルパー派遣会社など
詳細&資料請求→ ケアマネージャー
10位 保育士
子どもに関わる仕事全般に活かせる国家資格です。女性ならではの結婚・出産といった経験を活かすことができます
【かかる費用】
約30万円
【かかる期間】
1年
・保育所(保育園)
・ 児童養護施設
・ 家庭福祉員(保育ママ)
詳細&資料請求→保育士
11位 アロマテラピー
アロマショップやサロンなどで働く多くの女性が持っている資格。
【かかる費用】
4~40万円
【かかる期間】
3~12ヵ月
・スクール直営店
・企業のサロン(セラピスト、ショップアドバイザー)
・介護や医療施設での施術
・独立開業
詳細&資料請求→
12位 調剤事務
近年、調剤薬局の増加とともに需要が大きくなっている人気資格です。
【かかる費用】
3~8万円
【かかる期間】
4ヵ月程度
調剤薬局やドラッグストアなど
詳細&資料請求→調剤事務
13位 介護事務
全国の介護保険施設で働ける事務のエキスパートを目指します。介護サービスにはなくてはならない介護報酬請求などの事務作業を行うので、就職先も豊富
【かかる費用】
4~8万円
【かかる期間】
2~4ヵ月
全国の病院、訪問介護事業所などの介護保険施設。
ご自宅の近くで働くことも可能です!
詳細&資料請求→介護事務
14位 メンタルヘルス・マネジメント
今、日本の企業で注目されているのが、メンタルヘルスです。部門内や自分の部下たちの心の健康状態を管理できるように知識を身につける講座になります。
【かかる費用】
3~13万円
【かかる期間】
1~3日
企業(総務・人事・労務)など
詳細&資料請求→メンタルヘルス・マネジメント
15位 整体
整体院・治療院といった現場で即戦力となるために必要な技術・知識を習得することができます。近年のストレス社会で利用者も増えている人気分野
【かかる費用】
90万円位から
【かかる期間】
8~12ヵ月
整体院・接骨院・治療院など
詳細&資料請求→
介護に関する注目求人
資格を活かして好条件で転職するなら⇒⇒介護専門求人サイトかいご畑
介護や福祉にはどのような資格があるのか?
現在、介護や福祉の仕事への関心が高まっているのをご存知でしょうか?高齢化社会が長引いていますが、今後されに高齢化社会は進むと予想されています。それだけでなく、長引いている不況が続いている現在、リストラが増えたり、新規で社員を採用する会社が増えていたりして、働きたくても働けない方が増加しています。
社員になれないためにアルバイトや派遣などで働くフリーターの方が年々増えています。そんな中で不況を受けにくく、今後さらに需要が高まることが予想される介護・福祉の仕事や安定した職業として注目されているのです。高齢化社会を迎える日本社会では社会福祉事業などを充実させていかなければなりませんので、介護や福祉の職業が注目を集めるのも当然といえば当然なのかもしれません。
しかし、介護・福祉というと大変そうなイメージがあるからか、少し前まではあまり人気がなかった業種なのですが、ここ最近は職員募集が増えたこともあり人気のある職業の仲間入りを果たし競争率も高くなりつつあります。
とは言っても介護・福祉の職業にもいろいろなものがあり、その資格もさまざまです。ですから、その資格を取ればよいのか、どんな資格があるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。代表的な介護資格にはどのようなものがあるのかをまず知りましょう。介護・福祉の資格の中で有名なものを以下に紹介します。
- 介護職員初任者研修課程(旧 ホームヘルパー2級)
- 介護福祉士実務者研修課程(旧 介護職員基礎研修)
- 介護福祉士
- ホームヘルパー
- ガイドヘルパー
以上が比較的有名な資格であるといえるのではないでしょうか。この中で国家資格は介護福祉士のみとなります。さらに介護・福祉には以下のような資格もあります。
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
・理学療法士
・作業療法士
・福祉住環境コーディネーター(1級~3級まで)
・福祉用具専門相談員
・居宅介護従業者
・重度訪問介護従業者
・行動援護従業者
社会福祉士~作業療法士までは国家資格となりそのほかは違いますが、一口に介護・福祉の資格と言ってもこのようにさまざまな資格があります。そのため、どの資格を取れば良いのか悩むかと思いますが、それぞれ行う仕事が違いますのでどのような仕事をしたいか明確にしてから、それに合う資格を取ると良いと思います。就職に有利といわれている資格を取るというのも1つの方法ですよね。持っていると就職に有利といわれている介護系の資格には以下のようなものがあります。
・介護福祉士
・介護職員初任者研修
・介護福祉士実務者研修
・ケアマネージャー
・理学療法士
・作業療法士
この中でも介護福祉士は国家資格になりますので、介護職の中でもかなりの強みとなる資格の1つです。最終的には介護福祉士を目指してケアマネージャーなどの仕事をしているという方も多く居ます。介護職を自分の一生の仕事にしようと考えているのであれば介護資格のかなめであるとも言われている介護福祉士の資格は持っておくことをおすすめします。
介護・福祉の資格はたくさんありますので少しややこしいのですが、その資格がないと出来ない仕事があるというのが資格の強みとなります。ですから、持っているか・いないかでは当然資格を持っている方が良いです。資格を持っている方が有利にもなりますし、強みにもなりますので、自分が求めている仕事に必要な資格は何かということをしっかりと調べた上で目標を決めるようにしましょう。
- 介護・福祉の資格があればどんな仕事が出来る?
介護や福祉関係の職種にはほんとうにさまざまな資格があります。そのため、どの資格を取るか迷われる方も多いですが、資格があるかないかで比べればある方がいろいろなところで力を発揮しますよね。ですが、介護・福祉の資格を持っていればいったいどんな仕事が出来るのだろう?と疑問に思っている方も多いと思います。実際、それを知っていないとどの資格を取れば良いのかいいのか分からないということになります。
しかし、介護・福祉の職種には資格が必要な職種と必要ない職種があります。ですから、この資格があればこの仕事を行うことが出来る!ということをすべて説明するのは非常に難しいです。
これもまたややこしいのですが、資格が必要な職種には介護福祉士、理学療法士、作業療法士、栄養士などがあります。これらの職種に就きたいのであれば資格取得が絶対条件となりますので、資格を取得するために早めに行動するようにしましょう。また、国が定めた基準である任用資格を取得しなければならない職種も多いですし、資格を必要としない職種もあります。
介護や福祉の仕事の資格には簡単に取れるものもあれば、取得するまでに時間がかかる難しい四角もあり多岐にわたります。資格がなくても出来る仕事はありますが、資格を持っている方が出来る仕事が当然増えますので、介護職でやっていきたいと考えているのであれば何らかの資格は取得しておくことをおすすめします。
では、どのような資格を取るのが良いのか、どのような順番で資格を取るのが良いのか、すでに介護関係の仕事や介護職員として働いている方であれば自然と耳にすることもあるかと思いますし、先輩から実際に経験した話しを聞くことが出来るのでそこまで自分で調べる必要もないかと思います。
しかし、これから介護・福祉関係の仕事に就こうと考えている方はどのように行動すれば良いのか分からないですよね。とっておきたい資格は何なのか。どのような順番で資格を取得すればよいのか見ていきましょう。※絶対的ではなくあくまで王道の順番ですので、参考程度にして頂けると幸いです。
1.介護職員初任者研修(ホームヘルパー1級・訪問介護員2級)
2.実務者研修
3.介護福祉士(国家資格)
4.ケアマネージャー
この順番が1番王道であるといえるでしょう。すべての資格を取る必要はないのですが、この4つの資格があると介護職界ではかなりの強みになりますし、この順番に資格取得すれば遠回りすることなく介護業界で仕事をし続けることが出来ます。4つも取得しなければならないの?!と思うかもしれませんが、計画を立ててあせらずに行っていけばそこまで厳しいものではありません。もちろん、しんどい思いをすることもあると思いますが、この資格があるかないかで後々大きく変わってきますので、取得しておいて良かったと思える瞬間がきっと来るはずです。
高齢化が進み、介護・福祉の職種が注目されている今、新しい人がどんどん介護・福祉の道を目指していきます。どの職種でも資格があり経験がある方がリーダーになったりしていきますので、資格を取得して実際に働き経験を積んでいくというのが1番効果的であるといえます。
この資格があればこの仕事が出来ると明確になっていない部分もありますし、資格がなくても出来る介護職もありますが、専門的な介護の仕事をするためには資格は必ず必要となります。上を目指していくためにも資格は必ず必要となってきます。ですから、本気で介護職でやっていこうとお考えの方はぜひ有利になる資格を取得して未来につなげてください。
■資格を取得する難易度
資格の難易度をつけるというのは難しいことです。基準が異なったりすることもありますので、正しく難易度をつけたり比較したりすることは難しいですが、これまで試験を受けた人の合格率などのデータを見ることである程度の難易度は測ることが出来ます。
難易度の比較の基準もいろいろとありますが、比較の主な基準は出題範囲の多さ、問題の平均的なレベル、受験資格、過去の受験倍率や合格率などから出されることが多いです。これらの要素をすべて含めた上でそれぞれの資格ごとに合格の値を出し、難易度のレベルが出されることが多いです。
資格の難易度というのは、お肉などと同じようにかなり難しいSから易しいDまで、つまりS、A、B、C、Dの5ランクにランク分けされることが多いです。介護・福祉など同じジャンルで同じぐらいの難易度の場合もありますが、相性などもありますしその辺りは自分自身で見極めることが大切であるといえます。
介護・福祉に関係する資格はたくさんありますので、すべての資格の難易度を紹介するのは難しいですが、介護職の中でも人気の高い資格の難易度を紹介しますので参考にしてみてください。
◎難易度B
・介護福祉士
介護職の中で唯一の国家資格になりますので、易しいというわけにはいきません。合格率は50~60パーセントほどで、2人に1人受かるぐらいの割合です。ほかの国家資格と比較するとやさしめになりますが、介護職の中では難易度は高めであるといえるでしょう。
しかし、しっかりと勉強していれば受かれない試験ではありませんので、余裕を持って勉強するようにしてください。介護福祉士の資格取得制度は頻繁に変わりますので、受験を希望する方はホームページなどでしっかり確認するようにしてください。
◎難易度C
・ケアマネージャー
介護・福祉・保健分野への転職に有利といわれている資格ですが、難易度はやや低めであるといえます。ですから、持っておいて損はない資格です。ここ最近は合格率が少し下がってきていますが、きちんと勉強すれば取得出来る資格です。
- 作業療法士
作業療法士も安定した就業が可能な資格ですので昔から人気が高いです。障害者医療の質の向上が求められていることもあって、今後さらに需要がたかまると考えられますが、難易度としてはそこまで難しくはありません。
- 理学療法士
こちらも介護職としては人気の高い資格の1つです。しかし、人気が高く合格者が多いため、理学療法士の資格を持っていても就職先がなかなか決まらないという方も増えてきているようです。
◎難易度 D
・サービス介助士
サービス介助士はホテルなどに来た高齢者の方や障害者の方の迎え入れやサポートを行うのが仕事です。身の回りのお世話などをするわけではないですので、そこまで介護の知識を必要としません。そのため、資格取得は易しいと言えるでしょう。
以上良く言われている資格の難易度を紹介しましたが、介護・福祉の仕事に関する資格はこのほかにもたくさんあります。難易度の高い資格であれば知識を身につけるのに数年かかることもありますし、難易度の低い資格であれば数ヶ月で取得出来たりもします。ですが、どんな資格であっても頑張ってまとまった時間勉強しなければなりませんし、知識を身につける我慢強さや忍耐も必要になります。
1番大切なことは資格の難易度ではなく、自分自身がどの介護職に就きたいかキャリアアップを目指すにはどの資格が良いのかを知ることが大切です。ですが、難易度を知ることで資格試験にチャレンジする際の参考になったりもしますので、難易度をある程度知っておくことも大切だと思います。
【仕事】
■介護職とはどんな仕事なのか?
介護・福祉の資格にもさまざまなものがあり、いろいろ種類の職種があるということを説明しましたが、そもそも介護職というのはどのようなお仕事なのでしょうか?
介護・福祉の仕事はたくさんありますし、介護という言葉は知っているけれど実際どのような仕事をしているのかというとあまり多くは知られていませんよね。あまり詳しく知らない人からすると未知の世界かもしれませんが、難しいことはありません。もちろん、大変な仕事ですし、覚えることもたくさんありますが、介護職のお仕事はまとめると「利用者の生活の支援をする」これに尽きます。
一口に介護職員と言ってもいろいろあるかと思いますが、介護職員というのは高齢者の方や障害者の方で日常生活を1人で送るのが困難な方の自立を支援する仕事になります。仕事の内容そのものは、職場や種類によってもちろん異なりますが、利用者の食事や入浴、排泄、衣服の着脱、移動などの身の回りのことや生活全般の介助を中心に行うのがお仕事です。誕生日や季節行事など大切な記念日にレクレーションを実地するのも介護職の大切な仕事の1つです。
利用者の生活を支援すると言っても何でもかんでも行えば良いというわけではありません。何でも行っていては利用者が何も出来なくなってしまいますので、出来るだけ利用者が自立出来るようにしなければなりません。利用者本人が出来るところは行ってもらい、出来ない部分を援助する、そして出来ない部分も出来るだけ出来るように支援していく、これが介護職の基本であるといえます。
やりすぎる介護は過剰介護となってしまいますが、状況によっては必要以上に援助しなければならないときもあります。どの程度援助すればよいのかという判断は難しいですが、利用者によっても援助の程度や方法は変えなくてはいけませんし、それは経験などで身についてくることだといえるでしょう。
では、介護・福祉の仕事ではどのような援助をするのか?人によっても違ってきますが、基本的な援助を以下に紹介します。
- 食事介助
食事を自分で食べることが出来ない方の場合は、食事介助が必要となります。見守る程度のものから食べ物を口に運ぶなどすべてこちらが行う全介助までさまざまです。
- 排泄介助
尿や便などの排泄の介助を行います。こちらも見守る程度のものから、トイレに連れて行く介助、オムツの交換までさまざまです。
- 歩行介助
歩くことが困難な方には歩行介助が必要となります。こちらも見守り程度から支える程度、車椅子を押す介助までさまざまになります。
- 入浴介助
入浴のお手伝いをしますが、入浴の方法は利用者や施設によってさまざまです。その人にあったそれぞれの方法での援助をするのが良いでしょう。
・着替えの介助
着替えをお手伝いします。朝起きた時や、夜寝る時、入浴の際などは衣服の着脱介助を行います。自分で出来る方には自分でやってもらいますので、利用者によってさまざまです。
- レクレーションのサポート
誕生日などの記念日はいくつになろうが大切な日です。ですから、利用に合ったレクレーションを行えるようにサポートします。広い空間で行う場合もありますし、外出などのサポートをすることもあります。
- 精神的な介助
こちらは介助というよりケアになります。介護の仕事をするときは援助をしていれば良いだけではありません。利用者の方は自分でやりたいのに出来ないなどのもどかしさを抱えている方も多いですし、中には精神的な疾患を抱えている方も居ます。ですから、時には利用者の精神的なサポートも必要となります。相談に乗ったり、話し相手になるだけでも良いです。利用者が安心して元気に過ごせるようにサポートをすることが大切です。
そのほかにも掃除、洗濯、調理などの身の回りの家事援助というような仕事もありますし、事務的な仕事を行うこともあります。介護職の仕事は多岐にわたり、どれも心身共にきつい仕事であることが多いです。このほかにも書ききれないほどのたくさんの介助や援助があるのです。介護や福祉のお仕事は簡単ではありません。責任重大の大変なお仕事ですので、実際に仕事をする前に介護職の仕事にはどのようなものがあるか良く勉強しておくことをおすすめします。
■介護や福祉の仕事のやりがいや大変なポイント
介護や福祉の仕事というのはとても大変です。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、責任はもちろん、命も預かるような仕事です。その割には給料もあまり高くないですし、職場の環境が悪かったり…きつい、危険など良くない条件がそろっているのが事実です。
そのため、介護というのは大変なイメージしかない、やりがいが今ひとつ良く分からないという方も多くいます。確かにそんな話しだけを聞いていると介護職のやりがいって何だろう?と疑問が出てきますよね。
確かに実際に介護というのは常に危険と隣合わせで重労働、非常に大変な仕事であるにも関わらず給料も安いです。利用者の命を生活を支えて・命を守るということを考えれば給料だけでなく納得のいかないことが多いことがたくさんあると思います。
世間一般では奉仕の気持ちや優しさがあれば出来るなんて言われていますが、現実はそんな甘いものではありません。言葉で言い表すのは難しいほど本当に大変な仕事です。ですから、利用者の方が暮らしやすくなるのもそうですが、介護職で働く人の環境がもっとよくなることを願います。
介護の専門性が重要視されるようになり、もう少し優遇される環境になれば介護職も務めやすくなるのではないでしょうか。 今の現状では介護のやりがいとはいったい何なのか分からなくなっている方も多いかと思います。
しかし、介護の大切なポイントは忘れてはいけません。介護というのは専門的な知識や技術をもって日常生活を送るのに支障がある人に対して入浴、排泄、食事など身の回りの介護を行うのが仕事です。
ただ支援すれば良いというわけではなく、その人らしい・人間らしい生活、私たちと同じような日常生活の動作を行うことが出来るようにすることが目的です。高齢者であれば今後機能はどんどん落ちていくかもしれませんが、その落ちていく機能を緩和させながら出来ることはやってもらう、専門性を活かすということが大切なのです。
そして、専門性があるからこそ「やりがい」を感じることが可能となります。介護職でも何でもやりがいを見出すのって簡単なことではないと思うのです。やりがいを見つけるというのは実は時間がかかることで、長い時間がかかった後にやりがいを見出すことが出来れば大きな喜びに変わると思います。介護・福祉の仕事はとても大変ですが、大変だからこそそれが喜びに変わる瞬間があります。そして大変だからこそその喜びが大きく感じられるのだと思います。
日々の積み重ねがあってこそ仕事にやりがいを感じることが出来るのが介護職ならではのやりがいであるといえます。毎日の繰り返しですので、すぐにやりがいを感じることは難しいですが、利用者の人の人生に関わることが出来、その人の役に立つことが出来る非常に素晴らしいなくてはならない職業であると言えるでしょう。
利用者の人を介護している上で利用者の人の要望を叶えることが出来、快適に生活できるようになり喜んでいる利用者の嬉しそうな顔を見ることが出来れば大変なこともきっと喜びに変わると思います。簡単にやりがいを見出せる仕事ではありませんが、介護という仕事に大きな喜びを見出すことが出来た時、これほどやりがいや人の役に立てる仕事はそうそうないのではないかと思います。
■介護や福祉の仕事につくために必要な資格
介護・福祉の仕事をしたいけれどさまざまな種類がありますし、どんな資格が必要なのか分からないという方も少なくないと思います。介護職の仕事につくためにはどのような資格が必要となるのでしょうか?
介護や福祉に関係する職業に就くためには、ほとんどの場合資格が必要になります。資格を持っていなくても出来る仕事もありますが、介護職でやっていくのだと決めたのであれば資格は持っておいた方が良いです。
資格は講習を受けたりして取得するものもあれば、勉強して試験に受かってもらえるものまでいろいろとあります。何年も介護の仕事を行ってやっと取れる難しい資格もあります。仕事も高校を卒業してすぐ始めることが出来るものから、実際仕事をするまでに時間を要するものもあります。
高齢化社会といわれている日本では、これからさらに高齢者が増えると考えられていますので、介護や福祉の仕事をする人はさらに必要となっていきます。非常に需要のあるお仕事ではありますので、介護や福祉の仕事をしたいと考えているのであれば、まずボランティアなどに参加してみると良いかもしれません。
非常に厳しい仕事ですので、実際に施設にいって仕事に触れてみることで、介護や福祉の仕事がどのようなものなのかある程度は知ることが出来ますし、向き・不向きなどもある程度は分かるかと思います。
さて、介護・福祉をするために必要な資格ですが、いろいろとありますので全て紹介するのは難しいです。ですから、中でも持っておいたら良いですよというおすすめの資格を紹介しますので、参考にして頂けると幸いです。
・介護福祉士(ケアワーカー)
介護福祉士というのは身体に障害を持っていたりして日常生活を送ることが難しい人の手助けをする仕事です。ケアワーカーとも言われていて国家資格になりますので、これを目指して介護職を頑張っている方も多いです。
介護福祉士の資格を持っていれば、介護を必要とする人の排泄や入浴、食事などの生活の介護をすることが出来るようになりますし、利用者や利用者の家族に介護の正しい方法などを指導することが出来ます。しかし、生活を支援するのが仕事ですので、医療行為は行うことが出来ません。
ですが、介護福祉士は唯一の国家資格で介護職を続けていく上では取得しておきたい資格になります。国家資格ということもあり、受験を受けるのにも条件があったりしますので、事前に確認してしっかり受験に備えるようにしてください。
・ヘルパー
ヘルパーも手助けを行う仕事ですが、老人ホームや自宅などに行き生活の手助けを行う人をホームヘルパー、介護が必要な人と一緒に外出して用事をしたりする人のことをガイドヘルパーといいます。どちらも資格が必要となりますが、両方の資格を持っている人も多いです。
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
介護を必要としている人が何を考えているのか、何がしたいのか、これから何が出来るのかというこれからの計画を立てるのが介護支援専門員であるケアマネージャーの仕事になります。この仕事を行うにも資格が必要となります。
介護と言っても内容はいろいろとありますし、利用者によって介護の方法もそれぞれ違ってきます。ですから、ひとりひとりに合った介護の方法を行うことが大切になるのですが、その計画を立てるのがケアマネージャーでこちらも非常に大切な仕事に1つです。
- 福祉住環境コーディネーター
福祉住環境コーディネーターというのは、住みやすく安全な場所を提供するお仕事です。この資格があれば自宅や老人ホームなどの建物の中を住みやすくするためにいろいろと意見を出すことが出来るようになります。自宅の中であっても危険な場所はたくさんあったりします。
若い人や健康な人からすると問題ない場所であっても高齢者や障害者の方からすると危険だったりします。階段1つとっても幅が広かったり手すりがついていなかったり、玄関のドアが重かったりすると生活するのが大変になりますよね。毎日生活する自宅が危険だと安心して快適に生活することが出来ません。ですから、そのような不満をなくし快適に生活するもらうために福祉環境コーディネーターが存在します。安全に生活出来る場所を考えるお仕事です。
公開日:
最終更新日:2018/02/22