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アニマルセラピーとはどんな資格なのか

      2015/10/23

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  • アニマルセラピーとはどんな資格なのか?

アニマルセラピーという資格を聞いたことがあるでしょうか?動物との交流や触れ合いを通じて癒しの効果を与え、患者さんの活動意欲などを引き出して精神的にはもちろん、身体的なリハビリも行う仕事になります。アニマルセラピーの仕事をしている人のことをアニマルセラピストと言うのですが、このアニマルセラピーの資格とはどのような資格なのでしょうか?

 

アニマルセラピーには国家資格などの公的な資格はありません。アニマルセラピーの資格はスクールを運営している民間団体が発行していますので、すべて民間資格になります。アニマルセラピーの資格の一種でドッグセラピストがありますが、同じドッグセラピストと言う呼称でも、人を元気にするアニマルセラピーの一種ではなく、疲れている犬を癒す「ドッグヒーリングをする人」と言う意味もあると言われています。

 

アニマルセラピーには民間資格しかありませんので、それぞれの団体が発行している資格ですので、団体それぞれによって特徴があります。それぞれの思いで活動していることから、資格にも違いがあるというのが現状です。

 

また、民間資格ですから、アニマルセラピーになるために必ず資格が必要というわけではありません。極端な話し、何の資格もなく何の知識もない方がアニマルセラピーの仕事に就くこともできるわけです。しかし、動物との交流を通じて精神疾患などを抱える患者さんと接するわけですから、何の知識もなしに簡単に出来る資格ではありません。責任重大の仕事ですので、きちんと勉強をしてさまざまなことを知ることが大切です。

 

ですから、アニマルセラピーの仕事に就きたいのであれば民間の団体が主催している資格を取得することをおすすめします。実際、何の資格もないままアニマルセラピーの仕事をしているという方はまず居ないです。アニマルセラピストとして活動している方のほとんどは資格試験を受け資格を取得して活動を行っています。

 

しかし、先ほども言ったようにアニマルセラピーの資格にはさまざまな種類がありますそのため、アニマルセラピーの資格を取得しようと決めたのであれば、どのアニマルセラピーの資格を取得するのかということを決める必要があります。

 

アニマルセラピーの資格にはドッグセラピスト、セラピードッグ・トレーナー、アジア各国に広がっているドクタードッグプログラムなどがあります。ドクタードッグプログラムは人ではなく犬にその資格が与えられ、毎年更新しなければなりませんが活躍の場は幅広い魅力的な資格であると言えます。

 

アニマルセラピーの資格ということに違いはないのですが、認定している団体が異なるため、受験資格なども異なります。受験資格を参考にして、どの資格を取得するのかということを決めるのも1つの方法ですが、アニマルセラピーの資格を取得するためには、「団体が認定している専門教育機関を卒業する」ということが条件になっていることがほとんどです。専門の学校で色々なことを学び、学校を修了することで受験資格を得られることが出来るという仕組みです。

 

ですから、アニマルセラピーの資格を取得するためにはアニマルセラピストになれる専門的な学校に入学する必要があります。ですから、自分に合う学校を選ぶということも大切になってきます。アニマルセラピーの資格を取得するためには動物が好きということももちろん大切です。しかし、それだけでは資格を取得することは出来ません。動物のことについてはもちろん、心理学についてなどさまざまな方面の知識がないといけません。独学で学ぶということも不可能ではありませんが、専門的な学校に通い資格を取得するというのがベストであると言えるでしょう。

 

通うスクールによっては、学校を卒業したあとに何もしないでいるとアニマルセラピストとしての能力が維持されないとみなされて、毎年資格を更新しなければならなくなるということもあります。一定期間更新しないでいると、更新出来なくなってしまい、せっかく取得した資格が無効となってしまうのです。資格を取得しても無効になってしまってはもったいないです。

 

ただ、アニマルセラピーは必ず資格が必要というわけではありませんので、きちんと学校で学び知識が身についているのであれば施設で働くことの可能ですし、別の団体で活動することも出来ます。知識があるのであれば能力を発揮することは可能だと思います。しかし、資格がある方が社会的な信用も高いですし、せっかく資格を取得したのですからそれを活かすに越したことはありませんので、1番良いのは卒業したあと出来るだけ早く団体やスクールと提携している施設などに就職して仕事をし、資格を活用して知識だけでなく経験を積んでいくことです。そうすれば資格以上のものを得られることが出来るでしょう。

 

 

 



 

 

  • その資格を取るとどんな仕事につけるのか?

アニマルセラピーの資格を取得するとどのような仕事につくことが出来るのでしょうか。アニマルセラピーという職業自体は聞いたことがあるという方も多いと思いますが、ペットが大好きでその仕事について調べたことでもない限り、資格については詳しく知らないというのが当然だと思います。

 

そもそもアニマルセラピーというのは、犬や猫だけでなくイルカや馬など動物を介することによって精神疾患などを抱える患者さんなどに癒しを与え、精神的や身体的に良い効果をもたらすことを言います。そんなアニマルセラピーは大きく以下の2つに分けることが出来ます。

 

  • 動物介在療法 AAT(Animal Assisted Therapy)

医師や看護師など医療従事者が心身の治療を目的とした医療的方法

 

  • 動物介在活動 AAA(Animal Assisted Activity)

動物とふれあうことでストレスの緩和や人間の生活を向上させることが目的の方法

 

以上が主なアニマルセラピーなのですが、日本というのは欧米などと比べると動物への法的設備や理解が遅れています。動物だけに言えることではないのですが、日本は欧米に比べると何かと遅れていることが多いので、最初に紹介した動物介在療法は日本ではあまり行われていないというのが現状です。日本では動物介在活動が主に行われているのですが、こちらも欧米に比べるとそこまでしっかり行われているわけではないというのが現状で、これからもっと動物に関する法律などが変わることを願うばかりです。

 

そもそも日本というのは犬や猫などの動物を法的に物として扱うということになっています。つまり、命ある者としてではなく、器物でしかないのです。この法律自体がそもそもおかしいように思いますが、今現在定められている法律がそうなっている以上どうすることも出来ません。そのようなこともあって動物を連れていくことの出来る場所も限られていますし、昔に比べるとだいぶ良くなりましたが、盲導犬などに対する社会的な理解もまだまだ少ないというのが事実です。

 

い比べて欧米ではアニマルセラピーが持つ効果がかなり研究されて認められていますので、いろいろな治療プログラムが考えられています。動物による効果というのは確かにあり、実際に証明されているのです。

 

一昔前までは、体と心の健康というのは全く別物であると考えられていましたが、ここ数年でその考え方は大きく変化したと言えます。心理状態が病気への抵抗力の違いとなって実際に現れるということも分かってきていて、心と体は繋がっているということが証明されるようになりました。そこで心の健康状態を重視し、そこから体の状態も良くしようとする試みが増えるようになりました。そこで新しい職業として確立してきたのが、アニマルセラピーという職業です。

 

アニマルセラピーの資格というのは公的資格ではありません。複数の団体が主催している民間資格になりますので、必ず資格が必要というわけではありませんし、資格がある人でないと出来ない!というようなことも特にありません。

 

しかし、犬や猫などの動物と病人やその他癒しを必要とする人が動物と触れ合うことで、心や体のケアをして病気への抵抗力を上げたりして、社会性を育んだり生き甲斐を提供するお仕事です。つまり、医療行為ではありませんが、動物を介して治療を行っていくということです。必ず動物が携わる仕事ですので、資格もない・何の知識もないで行える仕事では当然ありません。やはり、きちんと学校などに通い修了し、知識を頭に入れて資格を取得した上で行わなければならない仕事です。

 

資格を取得すればさまざまな知識を学ぶことが出来ますので、それを仕事に活かすことが出来るのはもちろん、資格を持っていることで社会的な信用度を上げることも出来ます。そのため、アロマセラピーを目指している方のほとんどは資格を取得しています。ボランティアとしてだけ行うのであればある程度の知識と経験があれば良いかもしれませんが、仕事として関わるのであれば専門的な知識と資格をきちんと持っておくことが1番良いです。

 

アニマルセラピーでは動物と人との両面を見ながら、お互いベストな関係で居られるよう、ベストな環境で関わることが出来るように状況を整えなければなりません。動物を必要としている人の仲介を行い、その人たちの心を癒し社会性を再び取り戻してもらうことの出来る社会的にも必要な仕事です。今後さらに需要は高まっていくことが考えられます。

 

 

 

 

 

 

  • 資格を取得する難易度

アニマルセラピーの仕事をする上で必ず資格が必要というわけではありませんが、専門的な知識が必要となりますので、この仕事に就きたいのであればきちんと資格を取得することをおすすめします。

 

セラピーを必要としている患者さんを中心に考えなければならないのがアニマルセラピーという仕事ですが、人と関わるというだけでなく動物とも関わる仕事になります。人の心理、医療、介護のことも知らなければなりませんので、動物のことを知っているだけでは仕事にならないのです。人と関わる+動物に関しての知識もあるという2つの要素を知ってこそ成り立つ仕事ですので、きちんと勉強をして資格を取得することが大切であると言えるでしょう。

 

しかし、アニマルセラピーのような民間資格の場合は、さまざまな団体から資格が作られています。そのため、どの団体の資格を取得するかによっても違ってくるのですが、資格取得の際に気になるのが資格を取得する難易度ではないでしょうか。

 

アニマルセラピーの資格の難易度はそこまで高くないと言えます。アニマルセラピーの資格は動物と人が触れ合うことでストレスの減少を図ったり、癒しの効果を与えて精神的・身体的な健康の回復をさせることを目的とした手法です。

 

特に決められた受験資格などはありませんので、この仕事に興味がある方であればどなたでも気軽に資格取得を目指すことが出来ると言えます。日本はまだ動物への法的設備や理解が遅れていますが、アニマルセラピーは非常に有効的な治療方法で、今後需要はさらに高まっていくことが考えれます。ボケ予防などにも良いとされているため、介護施設などでもアニマルセラピーを取り入れるところが増えてきていますし、高齢者の方だけでなく、大切なペットを亡くしてペットレスになってしまった方、精神疾患を患い生きる気力を失ってしまっている方など精神疾患を抱えている方の役に立っていますので、年々注目を浴びているのです。動物愛護という点でも同様に注目を浴びています。

 

ただ、何度もいうようにアニマルセラピーは民間資格ですので、公的資格と違って複数の団体が主催しています。どこの団体を選ぶか、どこの資格を取得するかを決めることも大切ですが、いずれにしてもアロマセラピーが期待されている資格であることに違いはありません。

 

アニマルセラピーの資格を取得する際に、学校に通うのであれば数十万円かかりますが、通信講座などを利用する場合は数万円で費用をおさえることが出来ます。資格取得までにかかる期間は半年ほど、講座を修了したあとでもアニマルセラピーの民間試験に合格しなければ資格を取得することは出来ません。スクールの場合、日本よりも断然進んでいる本場のアニマルセラピー施設への海外研修を実地していることもあります。研修では最先端のスキルを学ぶことが出来ますので、将来役立つ実習となるでしょう。

 

通信講座で勉強する場合は、ネットなどで検索するようにしましょう。ネットで検索すればたくさんの講座が見つかると思いますので、どの講座が良いか比較検討して選択すると良いと思います。

 

ただし、アニマルセラピーは人間と接し、動物とも接するお仕事です。接する人間は、何らかの病気や障害を持っていることが多いので、簡単な仕事ではありません。通信講座で学ぶことも可能ですが、通信講座だとあくまで必要最低限の知識しか身につけることが出来ないということが多いです。通信講座でも実技研修を受けることが出来ることもありますが、ほとんどの場合自宅で勉強するのみとなりますので、実習的なことは経験することが出来ません。実際に現場で働くためには動物に関する知識、医療や心理学に関する知識は欠かせないですし、実技なども経験も大切になってくると思いますので、本格的にアロマセラピーについて学びたいのであればスクールに通って勉強し、資格を取得することをおすすめします。

 

 



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