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キャリアカウンセラーとはどんな仕事なのか?

   

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キャリアカウンセラーとはどんな仕事なのか?

キャリカウンセラーとはどのような仕事なのでしょうか。キャリアカウンセラーの仕事を簡単に言うと、「転職や就職などを考えている人、仕事のことで悩んでいる人のキャリア設計の支援を行う仕事」であるといえます。

 

キャリアカウンセラーは働くことと雇うということに変化が現れたことによって注目されるようになりました。不景気が続いている現在、正社員として働くことは難しくなってきていて派遣社員としてしか働くことのできない方が増えています。会社からの社会保障なども少ないので、働く側も自分のことは自分で守るしかないという思いが強くなっているのが現状ではないかと思います。

 

こんな時代だからこそ求人情報などは働き手にとって重要な情報となっています。インターネットなどでも求人情報などはたくさんありますので、選択肢はいろいろとありますが、選択肢が増えると同時に自分にどんな仕事が向いているのかわからないという方が増えているのも事実です。そのため、自分の将来が見えるキャリアの選択に不安を感じる方が多くなっています。自分に合うかどうかも分からないままに仕事を行っても「自分には合っていない…」という思いが出てきてうまくいかずにすぐに辞めてしまうというケースも増えています。

 

そこで、ニーズが高まってきたのがキャリアカウンセラーの資格です。働き手と企業とのミスマッチから誕生した資格なのです。キャリアという言葉を聞くと高いステータスを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、キャリアという言葉の本当の意味は「職業・勤務・進路」です。つまり、働くことに関する生き方がキャリアなのです。

 

キャリアカウンセラーは個人がキャリアに関する問題を解決したり課題を達成したりすることが出来るように専門知識を持って支援する人のことです。さまざまな人の悩みを聞きますが、中でも一般企業、学校での進学、就職や転職などに関して悩んでいる人や不安を持っている人がいる場所でキャリアカウンセラーは多く活躍しています。

 

カウンセリングを行いつつ相談者の問題解決を支援していくのがキャリアカウンセラーの仕事ですが、カウンセリングと言っても心理カウンセリングとは違います。キャリアカウンセラーは相談者の能力や考え方をもとにして問題解決に導き、不安を解消していかなければならないのです。合う職業はどのようなものなのか、希望の職種に就くにはどうすれば良いのか、という視点から相談者1人1人に合うキャリア開発のアドバイスをするのがキャリアカウンセラーです。人は社会人になると仕事を中心として生活を行うようになりますが、そんな生活を活き活きと過ごすことが出来るように手伝う専門家がキャリアカウンセラーなのです。

 

 

の就職課キャリアカウンセラーのスキルが求められる機会や場所は年々多くなってきていますが、そんなキャリアカウンセラーの活躍の場は大きく4つに分けることが出来ます。1つ目は企業の中での人事部やキャリア相談室などでキャリア支援をする方法、2つ目はハローワークやジョブカフェなどの就職支援を行っている行政関係に努める方法、3つ目は大学や専門学校の就職課やキャリアセンターなどの教育機関で働く方法、4つ目は個人事業主やフリーランスとして活動する方法です。自分に合う場所や方法でキャリアカウンセラーとしてのスキルを積んでいくと良いでしょう。

 

 

 

 キャリアカウンセラーのやりがいや大変なポイント

キャリアカウンセラーのやりがいは、やはり人を助けることが出来るということではないでしょうか。相談者のカウンセリングを行って相談者の課題を解決することが出来たり、支援をすることが出来たときに、満天星者が明るい表情を見せてくれたら大きなやりがいを感じることが出来ると思います。

 

人のキャリアに踏み込むことへの責任はとても大きいですが、こちらも真剣に向き合うことで達成することが出来たときのやりがいは言葉では言い表すことが出来ません。しかし、カウンセリングには絶対これが正解というような答えはありません。いくら自信があってもカウンセリングを行ったあとに「別の方法もあったのではないか・・・」と思うこともあるかもしれません。ですが、その反省もキャリアカウンセラーとしての自分自身を大きく成長させてくれます。

 

たくさんの人と出会うことが出来るのもキャリアカウンセラーの良い部分です。キャリアカウンセラーは人と深くかかわる仕事で、毎日たくさんの人と接します。仕事を通じてですが、年代も環境も違う人と日々たくさん出会うことが出来ますので、いろいろな人を通じて自分とは別の考え方を知ることが出来たりしてさまざまなことを学ぶことが出来ます。人の役に立つこと、人と接することに喜びを感じるのであればキャリアカウンセラーを行うことで大きなやりがいを感じることが出来ると思います。

 

しかし、人のキャリアに深くかかわる仕事であることから大変なことが多いというのも事実です。相談者はいろいろな問題や課題を抱えています。似たような問題でも相談者のおかれている環境や性格によって解決策というのはそれぞれ違います。中には解決することがとても難しいケースもあります。キャリアカウンセラーという仕事をしている方のほとんどは、人の役に立ちたいと思っていることが多いです。そのため、優しい心を持っている人が多いですが、相談者の課題や悩みを重く受け止めすぎてしまうこともあります。そうなるとさらに悩んで解決できなくなってしまったりしますので、変に感情を移入することなく冷静に対処することが大切です。

 

冷静さを失わないためには、オンとオフの切り替えをしっかり行うことが大切です。カウンセリングのプロとして働くキャリアカウンセラーも人間ですから、悩んだりすることはもちろんあります。ですが、自分のことで頭がいっぱいになると人のことまで考えられなくなってしまいます。それが仕事でも、仕事中に自分の悩みが頭をよぎり、きちんと話しをきくことが出来なくなってしまいます。そうなると、カウンセリングどころではなくなってしまうので、仕事とプライベートはしっかり分けなければなりません。簡単なことではありませんが、オンとオフは切り替えてきちんと相談者と向き合うようにしましょう。

 

キャリアカウンセラーは常に勉強を続けなければならないのも大変です。資格を取得し、キャリアカウンセラーとして仕事をすることが決まっても常にスキルは高めていかなくてはなりません。キャリアカウンセラーに必要となる知識は時代とともに常に変化していきますので、新しい情報を頭にいれておくために日々の勉強は欠かすことが出来ないでしょう。

 

キャリアカウンセラーは自分自身で独立していない限り、仕事をしたいのであれば必ずどこかの組織に所属しなければ働くことが出来ます。キャリアカウンセラーとして仕事をして、残業がどれだけあるかは職場によるというのが現状ですが、仕事場によっては残業が多く、激務になることも少なくありません。公的機関の場合は、明確に時間が決められていることが多く、残業もなく時間通りに帰れることが多いですが、一般企業で働く場合は、企業の考え方や自分が担当する仕事内容によって残業にも大きな違いが出てきます。体を壊してしまっては元も子もないので、自分に合う勤務体制のところで働くのが好ましいです。

 

 

 

 

 キャリアカウンセラーの仕事につくために必要な資格

キャリアカウンセラーの仕事に就くために必ず必要になる資格はなんでしょう?今のところ、キャリアカウンセラーの仕事をするために、絶対に持っていないといけない資格は今のところありません。ですが、当然のことながら何の知識もないまま出来る仕事ではありませんので、何の知識もなしにキャリアカウンセラーの仕事をしている人はいません。

 

絶対に資格を持っていなければならないというわけではありませんが、特別なスキルや専門知識を必要とする仕事ですので、何らかの資格取得をしていなければ未経験者からキャリアカウンセラーとして仕事をするのはほぼ不可能であるといえます。

 

キャリアカウンセラーは複数の民間資格があったり、国家資格があったり、キャリアカウンセラーだけでもたくさんの資格がある少し変わった職業です。大きく分けると国家検定と民間資格の2種類なのですが、いずれかの資格は取得しておかなければなりません。ですから、キャリアカウンセラーの仕事に就きたいのであれば各認定団体や養成期間が行っている養成講座を受講して、認定試験に合格して資格取得することを目指しましょう。

 

国家資格は社会的信用も高いですし、一生ものの資格となりますので、出来れば国家検定に合格するのが1番良いですが、民間資格であってもCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)など厚生労働省のキャリア形成促進助成金指定試験に指定されているものがありますので、そちらを目指すというのも良いかもしれません。

 

キャリアカウンセラーに関する資格はいろいろありますので、いずれかの資格を持っておけば就職や転職に有利になります。養成講座に通うのが大変という方でも、夜間に通うことの出来る講座などもありますし、通信講座で自宅に居ながら勉強できる方法もありますので、自分に合う方法で資格取得を目指すと良いでしょう。ただ、キャリアカウンセラーの試験内容はそれほど易しくありません。専門的な内容が多いので、強い気持ちを持って勉強をすることが大切です。働きながらキャリアカウンセラーの資格取得を目指すことも可能ですが、計画的に勉強を進める強い意志がないとこちらも続かないでしょう。複数あるキャリアカウンセラーの資格の中のいずれかの資格を取得しておけば良いといっても、資格によって評価程度が違ったりしますので、そのあたりもしっかりチェックしたうえでどの資格を目指すか考えるようにしましょう。

 

また、キャリアカウンセラーの仕事は現場経験がとても重要視されます。資格を取得すればそれで良いというわけではありません。資格はとても大切ですが、資格取得は仕事を始めるスタートであると思うようにしてください。資格があっても何の経験もないままキャリアカウンセラーとして正規で仕事をしたり、独立したりすることはかなり難しいです。現場経験があってこそ活きる資格なのです。

 

現場経験はすぐに身に付くものではありません。資格を取得したら、企業の人事や教育機関など、キャリアカウンセラーを必要としている場所で仕事をして経験を積みながらキャリアカウンセラーとして成長していきましょう。ボランティアなどでキャリアカウンセリングの経験を重ねるというのも良いと思います。さまざまな手段で経験と実績を積み上げることでキャリアカウンセラーとして成長することが出来、どのような場所でも働くことの出来るスキルを身に着けることが出来るようになるのです。

 

キャリアカウンセラーというのは、人のキャリアに関わる重大な仕事ですので、自分の人生経験がたくさんあればあるほど、さまざまな方法を考えることが出来、いろいろなアドバイスが出来るようになります。つまり、自分自身の人生経験を活かすことが出来る仕事なのです。キャリアカウンセラーとしてだけでなく、いろいろな仕事で経験を積んできたキャリアカウンセラーが求められる場合も多いですので、資格を取得したらいろいろなことを経験し、キャリアカウンセラーとしてのスキルを磨いていきましょう。

 

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