セラピストとはどんな資格なのか?
2017/07/20
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セラピストとはどんな資格なのか?
セラピストというのは、お客さんに癒しを与える仕事です。一口にセラピストといってもさまざまな種類がありますが、基本的には薬草や手技、心理療法、精神療法などを使用する民間療法になります。セラピストは医師ではないので医療行為を行うことはできませんが、セラピーの過程で患者さんが悩んでいる身体の不調や診療的な問題を解決したり、軽減させたりすることが可能です。
セラピストが持つ技術は体に働きかける方法、心に働きかける方法、精神面に働きかける方法などいろいろあります。セラピストの種類によってもセラピストによっても持っている技術が違いますので、セラピスト1人1人に特色があるという特徴があります。ストレス社会と言われている現代、セラピストの需要はとても高く今後もさらに高まると言われています。
そんなセラピストの資格は民間団体が独自発行しているものがほとんどで、国家資格などではありません。そのため、セラピストという仕事を行うのに必ず資格が必要というわけではありません。極端な話し、資格がなくてもセラピストと名乗ることは出来るのです。セラピストの資格は、民間団体が独自発行しているものがほとんどですので、資格を持つことによりかなり大きなメリットが得られるということは正直いってありません。資格は技術習得の証明書と言えます。ただし、資格がある方が有利に働くことが多いのも事実です。資格があれば、知識と技術の証明になることから就職する際に有利になったり、患者さんからの信頼が高くなったりするといったメリットがあります。
資格を取得してしまえばそれで良いというわけではありませんし、国家資格などと違って一生モノの資格になるというわけではありませんが、資格を取得しておいて損をするというようなことはまずありませんので、セラピストを目指すのであれば資格は取得しておくことをおすすめします。
一口にセラピストといってもさまざまな種類がありますが、現在セラピストの資格として認知されているものの中には、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が認定しているアロマテラピーアドバイザー、アロマテラピーインストラクターの資格があります。中でもアロマテラピーアドバイザーの資格はアロマテラピー検定の上位資格になりますので、1級の検定試験に合格した人で、なおかつアロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講して標準カリキュラムを終了しなければなりません。
ですが、AEAJ認定の資格を持っていないとセラピストとしてやっていけないというわけではありません。これらの資格もあくまで技術や知識を証明するものですので、こちらの資格がなければ開業出来ないというわけではありません。AEAJ以外の団体以外からも資格認定証は発行されていますし、独自に技術を教えている学校などもたくさんあります。
ですから、まとめるとセラピストの仕事をするのに必ず資格が必要というわけではないが、資格を持っておくと有利になることがあるということになります。セラピストになるということを考えるのであれば何か自分にとって有利になるセラピストの資格を1つだけでも取得しておくと良いと思います。
セラピストの資格を取るとどんな仕事につけるのか?
セラピストの資格を取得すると、どのような仕事に就くことが出来るのか気になる方も多いと思いますが、セラピストには必ず必要な資格というのがありません。ですから、セラピストの資格があれば必ずこの仕事につける断言するのは難しいです。しかし、なんの知識もなくセラピストになるのは無理があります。国家資格などの公的な資格ではありませんが、セラピストも各団体認定の資格はいろいろとありますので、セラピストの仕事に就きたいのであれば志すセラピーのスペシャリストになるために、その分野のセラピスト養成スクールなどに通って専門的な知識や技術を学ばなければなりません。そこでスクールの卒業証書やセラピストの資格を取得するようにしましょう。
セラピストというのはとても曖昧な仕事です。枠がしっかりしていないので、見極めるのはとても難しいです。一般の専門職とは少し違ってセラピストというのはどの分野であっても信頼がとても大事になってきます。このあたりは資格や技術とはまた別の基準となりますので、資格を持ってさえいえば良いというわけではありません。技術や知識だけではなく、セラピスト自身の人格もとても大切になってくると言えます。
実際に、公的な資格をもっている著名なセラピストと話しをして傷ついたというクライアントの方もいらっしゃいますし、その逆で資格がないセラピストの人に相談に乗ってもらって救われたという方もいます。資格も大切ですが、資格よりもセラピストというのは人格レベルが問われる職業であると言えるかもしれません。
一口にセラピストと言ってもさまざまな種類があり、どのセラピストになるかによって学ぶ知識や取得すべき資格も変わってきます。少し前までセラピストは大きく以下の3つに分けることができました。
・アロマテラピーなど施術を行うボディ系セラピスト
・心理療法や精神療法を行う心理系セラピスト
・気功・霊気などのエネルギー療法を行うエネルギー系セラピスト
以上の3つが主なセラピストの種類だったのですが、近年はセラピストの語源である「セラピー」が「治療、療法」という意味があるということが分かり、治療師、療法士などもセラピストと呼ばれるようになってきています。運動療法士はスポーツセラピスト、食事療法氏はフードセラピストと言ったようにセラピストという言葉が用いられることが増えてきています。
ボディ系のセラピストは体の状態を整えることで、癒しを提供するセラピストです。アロマテラピーやリンパマッサージなどが人気ですが、これらは医療行為ではありません。ご存知の方も多いと思いますが、日本は医師免許がなければ医療行為を行うことは当然出来ません。医師でもないのに医療行為を行えば犯罪になりますので、セラピストは医療行為を行うことは出来ません。
心理系セラピストはクライアントの心の負担を軽減すると共に癒しを提供する職業ですが、心理系セラピストも医師ではありませんので、精神疾患の人への施術を行うことは禁止されています。リラクゼーションを目的としたセラピーを行うのが心理系セラピストの役割です。
エネルギー系セラピストは気功などを使う療法氏で、比較的手軽に資格を取ることが出来ることから近年人気が高まっていますが、気功などは信じないという方もいますし、世間的な認知度は他のセラピーに比べるとまだ低いと言えるでしょう。
いずれの場合でもセラピストが行う施術は不調を改善したり、痛みを和らげたりすることが目的ではなく、あくまで癒しを提供するということが目的になります。
セラピストの資格を取得する難易度
セラピストにはいろいろな種類がありますので、その分資格もいろいろな種類があります。そのため、資格の難易度もそれぞれ異なります。セラピストの資格でも特定の講座をすべて修了すれば取得できる資格もあれば、筆記・実技試験を受けて合格しなければ取得出来ない資格、段階を経て受験資格を得てからでないと試験も受けることが出来ない上級資格などがあります。
セラピストの資格の多くは、指定のスクールにてカリキュラムを修了していることを受験資格としています。それだけ聞くと資格を取得するのに時間がかかるように思うかもしれませんが、通学であれば通信教育であろうが指定されている講座を修了していれば資格を取得することが出来るということです。修了と同時に取得にならなくても、補講をしてくれたり、合格するまで保証していたりしてくれることが多いので、資格取得の難易度はそれほど高くないと言えるのではないでしょうか。
しかし、何度も言うようにセラピストの資格の種類はとてもたくさんあり、その種類によって資格取得の難易度も変わってきます。ですから、段階を経てセラピストの上級資格を狙うのであれば、資格の難易度も当然上がりますし、それだけでなく、資格取得までの期間が長くなり、費用も高くなります。自分自身や家族向けのセラピーの資格よりも、人を施術するようなセラピー資格の方が難易度は高めになるという特徴もあります。
たくさんの資格があるセラピストはセラピーの種類だけセラピストと呼ばれる人の種類もあるということになります。セラピストに関係する資格もあげるとかなり多くの資格が存在することになります。民間資格も多いですが、国家資格もあり国家資格になると難易度は当然グンっと上がります。
しかし、セラピストと聞いて多くの方がすぐに思い浮かべる整体やアロマテラピーなどの資格のほとんどは民間資格となりますので、先ほども言ったように資格取得の難易度はそれほど高くありません。では以下に国家資格のセラピストと民間資格のセラピストを紹介します。
・国家資格
作業療法士、理学療法士(PT)、言語聴覚士、視能訓練士、はり師、きゅう師、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師など
・民間資格
整体師、セラピスト、メイクセラピー、アロマテラピー、リフレクソロジスト、タラソテラピスト、クレイセラピー、アーユルヴェーダ・セラピスト、臨床心理士、音楽療法士、カラーセラピスト、シニアアートワーククリエイターなど
セラピストにはそのほかにもまだまだ種類があります。最近は体に働きかけるセラピーや心に働きかけるセラピーなどすべてをまとめてセラピストと呼ぶようになってきていますので、セラピストと言っても本当にさまざまな種類があります。ですから、資格取得の難易度もそうですが、仕事の内容なども一言で簡単に伝えることはとても難しいと言えます。