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整体師とはどんな資格なのか?

      2015/10/23

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整体師とはどんな資格なのか?

整体師とはどのような資格なのでしょうか。整体師職業で分類すると医療福祉のお仕事なのですが、国家資格などの資格は必要はありません。あん摩などのマッサージ師や鍼灸師などの場合は国家資格が必要となるのですが、整体師は国家資格などの資格は一切必要ありません。



国家資格が必要な場合は、しっかりと養成学校で必要なことを学び国家試験に合格しなければなりませんが、整体師の資格は民間資格になります。民間資格というのは、国などではなく民間団体や企業が独自の審査基準と認定を行っている資格になります。国家資格よりは社会的信用は劣りますが、民間資格でも公的資格と同様の知識や技能があるものと認められていて多くの人に知られている資格もたくさんあります。

 

しかし、広く知られていて信用度が高い資格ほど民間資格であっても資格取得が難しい傾向にあります。また、民間資格は法律で規制されていませんので、資格の有効度などの言葉を利用して悪用しているところもあったりしますので気をつけなければなりません。

 

整体師は国家資格ではないので、整体師として仕事をするのに必ず資格が必要ということはありません。極端な話しになりますが、整体の経験が全くない人でも整体師の仕事をすることは可能ということになります。しかし、未経験の人が整体師としてやっていくなんてことはまず不可能です。知識のない人に整体してもらいたいと思う患者さんもいないでしょうし、曖昧な知識で施術するというのは危険ですので、整体師として仕事をしたいのであればやはり資格取得は取得しておいた方が良いでしょう。資格があれば整体に関するさまざまなことをしっかりと学んだということを証明することが出来ます。

 

国家資格でなくても整体師というのは人の身体に触れる仕事です。知識なく施術することで身体を悪くしてしまう可能性もある責任の強い仕事ですので、きちんと学校などに通い整体の方法はもちろん、体の構造なども理解しておくことが大切です。

 

整体師の民間資格は、整体の学校でも通信教育などでも勉強して取得することが出来ます。学校であっても通信教育であっても人間の関節や筋肉の動き方といった運動学や解剖生理学など整体に関する基礎的な知識を学び、それに基づき整体の手技を学んでいきます。無事にカリキュラムを修了すれば修了証が付与されることになり、この修了証が整体師の民間資格になります。つまり、修了証が整体師の資格を持っているという証明になるのです。

 

民間資格はあまり役に立たないという意見もあるようですが、ないよりはある方が有利になることに違いはありません。資格を取っておいて損をするということはまずないでしょう。資格が全てではありませんが、資格がある方が患者さんからの信頼を得やすいですし、就職の際も有利になります。

 

しかし、資格さえあればそれで良いというわけではないということは頭に入れておくようにしてください。整体師の資格は整体業界や医療福祉業界全体で通用する資格ではありませんので、資格を1度取得すれば生涯安泰であるというわけではありません。資格を取得した後も勉強を続けて技術などを磨いていくことが大切です。

 

資格取得にはお金がかかりますし時間もかかるので、自分に合う方法で取得することをおすすめします。学校で資格を取得しようか悩んでいる方は整体師を目指す人向けに整体学校や整体院主催の短期講習会などに1度参加してみると良いかもしれません。

 

 

 

 

 整体師の資格を取るとどんな仕事につけるのか?

整体というのは古来から医療根拠に基づいた施術であると世界的に認められています。日本だけでなく世界各国で認められている施術なわけですが、整体師の資格があればなんでも出来るというわけではありません。

 

整体師の資格は国家資格ではなく民間資格で、医師とも当然異なります。整体師はあくまで肩こりや腰痛などの症状を改善させる人であり医師ではありませんので、病気を治すということは出来ません。病気を治すことが目的ではなく、腰痛などを改善することが目的です。ですから、整体院を開業する際に「病気を治す」というような営業文句を謳って営業活動することは医師法上禁止されていて違反になります。医学的な処置は全て整体師は行うことは出来ません。整体師の資格を取得して出来ることは肩こりや腰痛などの改善です。

 

整体師は、西洋医学的な治療を用いずに人が本来持っている自然治癒力を高めるために、骨盤のゆがみを矯正したり、独自の手技で体のゆがみを改善していくのが仕事です。そして、それこそが整体師の出来ることです。

 

身体に慢性的な痛みがあったりすると1度は病院にいく方も多いと思います。そこで検査をして異常がなければ、病院ではそれ以上の治療をしてもらうことが出来ません。しかし、身体の痛みは改善されず悩んでいる方も多いです。そこで活躍するのが整体師です。身体の歪みを改善し、慢性的な痛みを改善することが出来る整体師は産後の骨盤の歪みなども改善することが出来るので、女性にも非常に人気が高まっています。

 

医師ではないですが、整体師が出来ることはいろいろとあります。1番は痛みを和らげるということでしょう。手技療法で肩や手足の痛みを和らげたりするのが整体師の1番の役割であると言えます。基本的には、医療器具などは使用しません。整体師は素手のみで施術を行います。医師ではありませんので、薬やサプリメントなどを処方することもありません。素手1つで仕事をするのが整体師です。整体師の資格があれば病院では治療することが困難と言われている慢性的な肩こりや腰痛などを治すことが可能です。

 

慢性的な肩こりというのは放っておいても治らないことが多いです。痛みが消えてもまたすぐに痛みが出てくることが多いのですが、肩こりだから放置する方も多いです。しかし、肩こりを放置することにより骨や神経の問題にまで及ぶこともあります。ですが、整体を行なうことで肩こりが改善することも多いです。それにより神経の病気になったりすることを阻止することの出来る整体師の役割は大きいと言えるでしょう。

 

現在、日本は高齢化社会が急速に進んでいますが、それは今後も続くと考えられています。高齢化社会が進むことは必須ですので、老人が住みやすいように福祉に力を入れたり、整体を含む医療施設が増えていくことも予想されます。そのようなこともあり整体師のニーズは今後高まっていくと言えるのではないでしょうか。

 

整体師は国家資格ではありません。国家資格は必要ないのに、独立開業を行うことも可能な整体師を目指す人は多くいます。需要が高まっているので、これから整体師を目指す人はさらに増えていき、競争も激しくなることも考えられますので、早いうちに整体師の資格を取得して、自分なりの専門性を身につけておくことをおすすめします。他の人が持っていないような専門性も身につけておくことで今後さらに有利になるかもしれません。

 

 

 

 

 整体師の資格を取得する難易度

整体師になるのに必ず資格は必要ありません。整体師は民間資格しかなく、今のところ国家資格がないので、必ず資格が必要というわけではないので資格がなくても整体師になることは出来ます。極端にいうと資格がなく、整体師として何の知識もなくても整体師と名乗り、開業することが出来るのです。そのため、資格の難易度はないといっても良いかもしれません。一応、民間資格で整体師という資格がありますが、難易度で表すと難易度は低いと言えるでしょう。

 

しかし、整体師としての技術や知識がないと患者さんは通ってくれません。知識がないのに施術をして症状を悪化させてしまって取り返しのつかないことになってしまう可能性だってあります。ですから、整体師を名乗って仕事をするのであればきちんとした知識と技術を学ばなければなりません。資格がある方が患者さんの信頼度もたかくなりますので、整体師として仕事をしていくのであれば資格は取得しておくことをおすすめします。

 

整体師の資格を取得するためには整体学校に通うか通信教育を受けるか、独学という方法もあります。整体学校に行くと専門学校や短期大学と同様に卒業までに多くの時間とお金がかかりますが、学校に通えば整体の技術と知識をたくさん学ぶことができ、学校通学中に資格取得出来ることも多いです。

 

時間とお金に余裕があるのであれば学校に通って基礎を学んでおけば後々楽になると言えますが、すでに仕事をしていたりして学校にいく時間がない場合、学費を支払うのが難しい場合は通信教育という方法も良いと思います。通信教育であれば空いた時間に好きなタイミングで勉強出来ますし、最近はテキストだけでなくDVDなども付いているのでわかりやすく学ぶことが出来ます。ただ、通信教育の場合自己管理をしっかり行わないと勉強をきちんとすることが出来ないので気をつけなければなりません。

 

独学で学ぶという方法もありますし、実際に独学で資格を取得したという方もいるでしょう。教材やオンラインのDVD教材などを利用してうまく勉強すれば独学でも資格取得は不可能ではありません。

 

しかし、整体師というのは、実践的なスキルが非常に大切な仕事です。通信教育や本などから知識を学ぶことは出来ても実践的なスキルを学ぶことは出来ません。頭で理解していても実際に施術するとなると全く異なったりするのです。実際の施術は1対1で行われ、患者さんによって症状や体質も違います。きちんとした施術が出来る整体師になるためには、やはり対面で技術を学ぶことが必要になってきます。

 

患者さんの身体に触れ施術を行うということはとても責任が重いことですので、現場で学ぶことも大切であるということを忘れないようにしましょう。たとえば、実際に整体院にアルバイトスタッフとして勤めて、整体師の技術を目の前で見て覚えたり、整体学校が定期的に開催している講習会やセミナーを受講して実際に指導してもったりしても良いと思います。知識も必要ですが、対面で指導を受けながら覚えていくことが大切なのです。

 

資格があるということは大切ですし、資格を持っているということは素晴らしいことです。患者さんからの信頼もたかくなりますが、資格があっても技術がなければ意味がありません。資格取得よりも施術の技術を学ぶことの方が整体師にとっては大切であると言えるかもしれません。資格と知識と技術、これら全てを持っているのが1番理想的であると言えるかもしれないですね。



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