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調剤薬局事務員とはどんな資格なのか

      2015/10/23

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  • 調剤薬局事務員とはどんな資格なのか?

調剤薬局事務という職種をご存知でしょうか?調剤薬局事務のニーズは年々高まってきていますので、聞いたことがあるという方も多いと思います。調剤薬局事務は医療事務と同じで民間の資格になりますが、ニーズが高まっていることもあり、近年調剤薬局事務員に関するたくさんの資格が誕生しています。

 

高齢化社会が進んでいるということもあり、医療業界の資格を取る方は増えています。中でも受付業務や会計などを行う事務職のニーズは高まっていると言われています。かつてこのような事務職の仕事も看護師や薬剤師が行っていたのですが、医療が細分化したことや人手不足などの影響で、専門領域の仕事に専念するようになったことによって事務職を専門に行う人が求められるようになりました。医療事務と調剤薬局事務の仕事と資格はその象徴ともいえます。

 

調剤薬局事務と医療事務はどちらもレセプトの作成や医療・薬剤に関する基礎的な知識が必要となり、受付業務を通して病院や薬局の窓口の役割をする重要な仕事ですが、調剤薬局事務と医療事務にはどのような違いがあるのでしょうか?

 

似たような仕事ではあるのですが、具体的な違いはたくさんあります。これだ!というような決定的な違いは、調剤薬局事務の場合は仕事場が薬局であることが多く、医療事務の場合は、病院であるということでしょうか。また、調剤薬局事務の場合は薬に特化していますが、医療事務の場合は医療全般に関する知識が必要になるというのも大きな違いと言えるかもしれません。ですが、どちらの仕事も受け付け業務とレセプト業務を作成するということですので、どちらの職業もやはり似ていると言えるかもしれません。

 

医療事務もそうですが調剤薬局事務も複数の団体の資格があるために、この資格を取得すれば絶対に良い!と断言することは難しいです。ですから、自分自身でどこの団体の資格を取得するかというのを決める必要があります。どこの団体の資格を取得するかによって就職・転職に響くこともありますので、しっかり考えた上で決めなければなりません。合格率や試験内容なども重要な判断材料になりますので、しっかりと見ておくことをおすすめします。では、調剤薬局事務には具体的にどのような資格があるのでしょうか。以下に紹介しますので、参考にしてください。

 

  • 調剤事務管理士

日本医療事務センターが認定している資格になります。受験資格は特にありませんので、誰でも気軽に受験することが出来ます。年に6回試験が開催されていて、学科試験70点以上、実技試験70点以上で合格になります。

 

  • 医療保険調剤報酬事務士

医療保険学院が認定している資格になります。こちらは自宅で試験を受けることの出来る資格です。医療保険学院が実施している調剤報酬事務教育講座を受講して、きちんと修了すれば自宅で試験を受けることが出来ます。

 

  • 調剤報酬請求事務専門士

調剤報酬請求事務専門士検定協会が認定している資格になります。試験は全国9か所で行われていますが、NTT回線とファックスを利用した通信試験も行われている便利な試験です。難易度により1、2、3級までの3種類の試験があるのも特徴で、学科試験と実技試験の2種類の試験を受けなければなりません。

 

  • 調剤事務実務士

医療福祉情報実務能力協会が認定している資格になります。学科試験と実技試験の2種類で、受験資格は特にありませんので、どなたでも気軽に受けることが出来ます。

 

以上のように調剤薬局事務の資格といってもさまざまな種類の資格があります。名前が似ている資格もありますが、内容は違いますのでそれぞれの違いや特徴をしっかりとしった上で、どの資格が自分にとって良いのかということを考えるようにしてください。その上で自分にふさわしい資格を取得するようにしましょう。

 

年々ニーズが高まり、人気が出てきている調剤薬局事務の資格はこれからもさらにニーズが高まることが予想出来ます。これからさらにメリットが出てくる資格であると言えますので、気になっているのであれば早めに資格を取得しておくことをおすすめします。

 

 




 

 

 

  • 調剤薬局事務の資格を取るとどんな仕事につけるのか

高齢化社会が加速するにつれて医療関係の仕事のニーズは高まっています。医療関係の仕事の一種である調剤薬局事務のニーズもどんどん高まっていて、資格取得を目指す方が増えています。では、調剤薬局事務員の資格を取得すると、どのような仕事につくことが出来るのでしょうか?

 

調剤薬局事務の資格は国家資格ではなく民間資格です。すべてが民間資格ですので、調剤薬局事務の仕事をするために必ず資格を取得しなければならないというわけではありません。資格がなくても調剤薬局事務の仕事に就くことは出来るわけです。極端な話しですが、まったく何も知らない人が調剤薬局に採用されて、働くことで経験を積んで学んでいくことも可能なわけです。実際に調剤薬局事務で働きながら資格を取得すると言う人も居ます。

 

そうなってくると、わざわざ資格を取得しておく必要があるのか?という疑問が出てきますよね。資格が必ず必要なわけでもなく、何も知らないままでも調剤薬局事務で働くことが出来るのであれば資格なんて必要ないのではないか?と思うかもしれません。取得することでどんなメリットがあるの?と思いますよね。ですが、何の知識もないまま調剤薬局事務で働くことは実際には簡単ではありません。

 

実際の医療現場に関わるわけではありませんが、医療関係の仕事である調剤薬局事務の仕事は受付や会計の窓口の仕事以外に、一般事務作業や医療関係特有となるレセプトの作成などがあります。レセプトの作成は調剤報酬を請求するために必ず必要となるもので、これが出来ないと調剤薬局の経営に関わってきますので話になりません。いくら窓口が出来てもレセプト作成が出来ないと調剤薬局事務は務まりません。しかし、レセプト作成はある程度の知識がないと出来ないものですので、何の経験もない人が簡単にすぐ適応することが出来る仕事ではないと言えます。

 

そのため、雇う側も未経験OKとしているところは少なく、それなりの知識とスキルがある人を求めていますので、経験者や資格保有者が優遇されることが多くなっています。経験がまだなくても資格を持っていれば調剤薬局事務に関するある程度の知識やスキルがあると証明することが出来ます。そのような人は就職や転職に有利となりますし、実際に働いてもある程度の知識が頭にあれば仕事もスムーズにいくでしょう。調剤薬局事務の資格を取っておくということにはこのようなメリットがあるのです。専門的な知識が必要となる調剤薬局事務の仕事の場合は、必要なスキルを事前に身につけておくということはとても大切なことだと思います。

 

また、需要のニーズも調剤薬局事務の資格を取得する大きな理由になると言えます。調剤薬局事務の需要は年々高まっていて、これからもさらに高まることが考えられます。ニーズが高まっている一番の理由は、「医薬分業」の概念であると言えるのではないでしょうか。

 

 

もともと薬は病院で処方箋に基づいて提供されていましたが、医師・薬剤師・治療・調剤といったようにそれぞれの仕事を独立させるようになっていきました。医薬分業が進むにつれて独立した調剤薬局の数も増えていきました。仕事を独立させることで、それぞれの仕事に今まで以上に高いスキルが必要とされるようになったのです。病院での治療と薬をもらう薬局が分かれたことにより調剤薬局も独立して経営していくことが多くなりました。そうなれば、会計や調剤報酬の請求などきちんとしたサービスを行う必要があります。

 

薬剤師だけですべての業務を行うのは難しいので、その業務の負担をカバーするために事務職は欠かせない存在となります。つまり、調剤薬局が増えれば、必然的に調剤薬局事務が必要となってくるわけです。医療分業は今後も進められると言われていますので、調剤薬局事務の需要もさらに高まっていくでしょう。現場で即戦力として通用することが出来るようになるためには、専門的なスキルや知識が必要となってきます。資格を取得していれば就職・転職活動も有利にすることが出来ます。

 

調剤事務が女性が多い職場で、中でも主婦が多いと言われていますが、出産や育児、旦那さんの転勤などで少しの間調剤事務の仕事から離れていても、資格が持っていれば復帰に役立ってくれると思います。調剤薬局は全国各地にありますので、資格を持っていればどこにいても仕事をすることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

  • 調剤薬局事務員の資格を取得する難易度

調剤薬局事務の仕事は、専門的な知識が必要となります。パソコンを使用した事務作業も必須ですので、何も知らない状態ですぐに仕事をするのはかなり難しいと言えます。そのため、事前に調剤薬局事務の資格を取得して、ある程度の知識やスキルを身につけておくことはとても大切になります。調剤薬局事務の資格を取得しようと考えたら気になるのが資格取得の難易度ですよね。出来れば簡単に資格を取得したいというのが本音だと思います。

 

調剤薬局事務の資格は国家資格ではありません。民間資格ですから、現在存在している資格のすべてが民間資格になります。そのため、どこの資格を取得するのか自分で選ばなければなりません。それぞれ違いがありますので、自分自身に合うところを選ぶことが大切です。難易度の低いところを選択するというのも一つの方法かもしれません。

 

難易度を見る上で目安になってくるのが合格率だと思いますが、複数ある調剤薬局事務に関する資格は複数ありますので、それぞれの資格の難易度を知っておくことが大切です。まず、最も有名であると言える調剤事務管理士の資格ですが、こちらの平均合格率は50パーセント~60パーセントになります。2人に1人は受かると言えますが、2人に1人は落ちる合格率ですので、高い合格率と見るか低いと見るかは人によって違うと思いますが、そこまで高くはない難易度です。

 

1級、2級、3級と種類が分かれている調剤報酬請求事務専門士は級によって合格率が違ってきます。3級だと60パーセントほど、2級だと40パーセントほど、1級だと20パーセントほどと、やはり級が上がるにつれて難易度は高くなっています。3級からじょじょに受けていくと良いかもしれません。

 

以上のように資格によっても難易度は違いますので、それぞれチェックすることをおすすめします。さきほどどの資格もそれほど変わりないと説明しましたが、難易度の高い資格ほど評価は少し高くなる傾向にあるようです。つまり、調剤報酬請求事務専門士の資格の場合は、2、3級よりも1級の方が就職などに有利になるということです。だからと言っていきなり難易度の高い試験を受けるのは難しいので、まずは難易度があまり高くない資格を取得して、ある程度の知識とスキルがあることを証明して、調剤薬局事務で仕事をしながら難易度の高い試験の合格を目指すというのも良いと思います。

 

しかし、調剤薬局事務の試験を受ける人は日本医療事務協会による調剤事務講座を修了していることが多いです。つまり、調剤薬局事務に関する資格の合格率が高いからといって簡単に受かると軽く考えるのはやめるようにしましょう。あくまで、事前にきちんと勉強を行って試験を受けた人の合格率ですので、独学のみで試験を受けにいくと合格率はかなり下がると思います。独学で合格するのが不可能というわけではありませんが、調剤薬局事務の資格取得を目指すのであれば講座を受講することをおすすめします。合格率の高さも大切ですが、そこだけに惑わされるのではなくきちんとした対策を行うことが大切になります。

 

試験対策は計画的に行うことが大切ですが、講座にもいろいろと種類がありますので、自分自身に合うものを選ぶことが大切です。短期集中型の講座もあれば、自宅で行うことの出来る通信講座などもあります。通信講座でも短いものであれば数週間で修了出来るコースもあったりします。1日の勉強時間は長くなってしまいますが、試験までの時間があまりないという方はそういった短期コースを選ぶと良いでしょう。焦らずにゆっくり勉強したいのであれば時間に余裕を持って講座を申し込むことが大切です。

 

また、資格によって試験が実施される時期などや間隔が違います。そのため、勉強・対策にどれだけ時間をかけることが出来るのかということも受ける試験によって違ってきますので、自分自身がどの試験を受けるかでかかる時間なども計算して試験の日程を決めるようにしてください。

 

中には講座を受けることが出来ないという方も居ると思いますが、そのような方の選択肢となるのが独学ですよね。すべて自分自身で準備して、対策を行い勉強して合格を目指す方法です。先ほども言ったように調剤薬局事務の資格の合格率は比較的高いので、独学でも十分でしょ!と考える方も多いですが、この合格率はきちんと講座に通い勉強してから試験を受けた人の合格率であると言えますので、独学での合格は簡単ではありません。正直、独学だけで合格するのは難しいと言えるでしょう。

 

調剤薬局事務の資格は年々ニーズが高まっていますが、この資格が注目されるようになってからまだあまり時間が経っていないこともあり、参考書や過去問題集など勉強するために必要な教材もそこまで充実していません。どの教材を選ぶのが1番なのかを自分自身で判断」することも簡単ではないでしょう。実践的な試験対策などを自分で行うのも難しいと言えます。そのため、結局十分な対策を行うことが出来ないまま試験に臨まなくてはならなくなり、合格することが出来なかった・・・ということも多いのです。

 

独学だと絶対に不可能ということはありませんが、調剤薬局事務の試験合格を目指すので

あればやはり講座を受けるのが理想的です。講座に通えない方にもおすすめなのは通信講座でしょう。

 

勉強だけに専念した環境を整えるのが難しいのです。そのため自分で計画的に勉強を進めていけるかが合否の分かれ目になります。通信講座であれば独学と同じように自宅で、空いた時間に自分のペースで勉強することが出来ます。その上、きちんと教材などが用意されていますし、過去の試験の対策と傾向も知ることが出来、効率良く勉強をすることが出来ます。費用も比較的安いですし、通学の手間もかかりませんので、通うことは難しいという方は通信講座での勉強が1番おすすめです。修了すれば自宅で試験を受けることが出来、見事合格すれば調剤薬局事務の資格を取得することが出来ます。



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